京都府立医科大学大学院 病態分子薬理学
About us
薬理学は、薬物と生体の相互反応を解明し薬物治療を発展させる学問であり、医学と薬学が重なる領域を担当します。
当教室が特に注力している疾病に「がん」と「生活習慣病」があります。この2つはいずれも現代社会が克服すべき難題であり、医学の現場では日進月歩で新たな知見が得られている一方それに基づく治療戦略は複雑化しています。私たちは、特にこれらの分野での基礎研究に熱意をもって取り組み、その成果を臨床現場における薬物療法にも応用できる研究者・医療従事者の育成を目指します。
教室紹介NEWS
-
2024-8-20Scientific Reports (volume 14, Article number: 19288 (2024))に、教室の論文"Carfilzomib shows therapeutic potential for reduction of liver fibrosis by targeting hepatic stellate cell activation."が掲載されました。 楳村教授が中心となり消化器内科学教室や立命館大学薬学部と共同で行った研究で、肝線維化治療薬を提案するものです。
-
2024-6-13~14第60回総会肝臓学会総会 2024年6⽉13⽇(⽊)-14⽇(⾦) · 熊本城ホールにて楳村教授が肝癌ミニオーラルセッションの司会を、岡田助教が一般口演を担当しました。
-
2024-6-4Liver Int. 2024 Jun 4に、Safety/efficacy of atezolizumab + bevacizumab during anti-platelet/anticoagulation therapy in unresectable hepatocellular carcinoma.楳村教授が共同研究者として参加した肝癌の論文が掲載されました。
-
2024-5-27iScience.2024.5;27(2):108934にInter-individual variations in circadian misalignment-induced NAFLD pathophysiology in mice. 楳村教授が共同研究者として参加したNAFLDの論文が掲載されました。
-
2023-12-162023年12月16日神戸にて開催された第97回日本薬理学会年会にて、教室の研究成果、プロテアソーム阻害薬は肝星細胞の活性化を抑える~新たな肝疾患治療薬の可能性~を発表しました。
-
2023-122023年12月京都で開催された第45回日本肝臓学会西部会に参加しました。ワークショップ「肝病態に応じた各種バイオマーカーの探索」にて楳村教授が司会を担当し、パネルディスカッション02「病態に応じた肝硬変症薬物治療の最適化」では研究室の成果を発表しました。
-
2023-9-72023年9月7日the 3rd JSH International Liver Conferenceにて、当教室の研究成果Therapeutic potential of proteasome inhibitors targeting hepatic stellate cell activation in liver fibrosis.を発表しました。
-
2023-8-262023年8月26日次世代を担う若手のための創薬・医療薬理シンポジウムin徳島市にて、教室の研究成果「NOX1/NADPHオキシダーゼはアポトーシスを介しドキソルビシン誘発細胞傷害を増悪させる.」を発表しました。
-
2023-7-2~72023年7月2~7日19th World Congress of Basic & Clinical Pharmacology.in Glasgow (Scotland).にて、教室の研究成果「Role of NOX1/NADPH Oxidase in Doxorubicin-induced Cardiotoxicityについて発表されました。
-
2023-8-262023年6月24日第143回日本薬理学会近畿部会in名古屋に参加しました。「活性酸素種産生酵素 NADPHオキシダーゼ1が担うドキソルビシン誘発心毒性における役割」について発表しました。
-
2023-6-17Hepatol Int. 2023 Jun;17(3):573-583にT. Fibro-Scope V1.0.1: an artificial intelligence/neural network system for staging of nonalcoholic steatohepatitis.楳村教授が共同研究者として参加した脂肪肝炎の論文が掲載されました。
-
2023-5Front. Med.2023 May 3;10:1191864にEditorial: Impacts of drug-induced oxidative stress.楳村教授の論文が掲載されました。
-
2023-2Sci Rep.2023 Feb 28;13(1):3425.にComparison of portal vein hemodynamics with ultrasound-based elastography for the prediction of liver fibrosis in patients with chronic liver disease. 楳村教授が共同研究者として参加した肝線維化についての論文が掲載されました。
-
2023-2Biomolecules. 2023 Feb 11;13(2):353. にReactive Oxygen Species and NRF2 Signaling, Friends or Foes in Cancer? 楳村教授が国際共同執筆した論文が掲載されました。
-
2023京都府立医科大学雑誌2023年132巻6号特集テーマ「医薬品開発の最前線」を教室員や関係者が担当し執筆しました。
-
2023臨床消化器内科VoL.38 No.3 p.271-277、『黄疸を極める』3.肝細胞性黄疸、(3)薬物性肝障害と黄疸、について執筆しました。
-
2022-12-01~03第96回日本薬理学会年会に参加しました。
-
2022-11-03京都府立医科大学創立150周年記念イベント、ゴールドリボン 小児がんチャリティウオーキングに参加しました。
-
2022-04-01ホームページをリニューアルしました。
-
2022-03-07~09第95回日本薬理学会年会に参加しました。
-
2021-10-01楳村敦詩 教授が着任されました。